当院の顎関節症治療
治療方法はそれぞれの症状により異なります。患者様ひとひとりにあった治療を行っております。
顎関節症の分類
顎関節症とは顎関節や咀嚼筋の痛み、関節(雑)音、開口障害などの顎運動障害を主要症候とする慢性疾患のことをいいます。
顎関節の症状の原因となる病態も単一ではなく、滑膜の炎症状態、関節円板の位置異常、関節包・靭帯障害、関節面の変形など様々です。
顎関節症Ⅰ型
咀嚼筋障害(masticatory muscle disorders)咀嚼筋障害を主徴候としたもの
顎関節症Ⅱ型
関節包・靭帯障害(capsule-ligament disorders)円板後部組織、関節包、靭帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの
顎関節症Ⅲ型
関節円板障害(disc disorders)関節円板の異常を主徴候としたもの
a : 復位を伴うもの
b : 復位を伴わないもの
顎関節症Ⅳ型
変形性関節症(degenerative joint diseases, osteoarthritis, osteoarthrosis)退行性病変を主徴候としたもの
顎関節症Ⅴ型
Ⅰ~Ⅳの該当しないもの
治療方法はそれぞれの症状によって異なります。
顎関節の痛みで気になっていらっしゃる方は、医療機関に相談することをお勧めします。